生物情報リテラシー 中部大学2025年春期

Excelの使い方3

カレンダーを作成する 1

Excelを使ってカレンダー(予定表)を作成する。

カレンダーを使いまわせるように入力するのは年月のみとする。月を変更すると自動的に土曜日と日曜日に色が塗られるようにする。

出来上がり予定図

サンプルをここにおいておくので、数式や書式などを参考にしてください。

表示する年月を入力する

A1のセルに「2020/5/8」と入力する。セルの書式設定(A1のセルを右クリックするか、セルを選択後Ctrl+1を押す)を呼び出す。

「表示形式」-「分類」-「ユーザー定義」-「種類」とたどって、「yyyy"年"m"月"」を選択し、「OK」をクリックする。

B1のセルに「の予定」と入力する。

日付を計算する

Excelで日付に関連したデータを入力するときには単純な数字で入力しないほうがよい。 カレンダーに表示される日付は1であっても2020年5月1日と2020年6月1日では意味が異なるからである。 Excelの関数を使って日付から年、月、日、曜日を取り出したり、逆に年月日から日付を再構成したりすることができる。

A4のセルに=year(A1)と入力する。2016と表示されることを確認する。yearは日付データから年を数値として取り出す関数である。

A5のセルに=month(A1)と入力する。5と表示されることを確認する。monthは日付データから月を数値として取り出す関数である。

A6のセルに=day(A1)と入力する。1と表示されることを確認する。dayは日付データから日を数値として取り出す関数である。

A7のセルに=weekday(A1)と入力する。5と表示されることを確認する。weekdayは日付データから曜日(日曜日を1とする)を数値として取り出す関数である。

A1のセルを様々な値に変更してA4からA7のセルがそのたびに変わることを確認する。

A8のセルに=date(A4, A5, 1)と入力する。dateは年月日の数値から日付データを作成する関数である。

A9のセルに=date(year(A1), month(A1), 1)と入力する。

日にちを入力する

A1に入力された月の一日をA4のセルに計算させる。 A4のセルに =date(year(A1), month(A1), 1) と入力する。 見かけが「2020/5/1」となっているので、セルの書式設定で「d」とする(日にちだけが表示される)。

A4のセルの日付を曜日に変換してB4のセルに表示させる。 B4のセルに=weekday(A4)と入力する。 数字が表示されるのでセルの書式設定で「aaa」とする(曜日が一文字で表示される)。

A5のセルに=A4+1と入力する。下に30個ほどコピーする。B4のセルも同じだけ下にコピーする。

条件付き書式を設定する

土曜日や日曜日は月によって日にちが変わるので、単純にセルの書式設定で色などを変更すると月ごとに変更しなければならなくなる。Excelの条件付き書式を使うとセルの値に応じて書式を変化させることができる。

条件付き書式を設定する範囲を選択して、「ホーム」タブの「スタイル」-「条件付き書式」をクリックして、「ルールの管理」をクリックする。「条件付き書式ルールの管理」ダイアログボックスが表示される。

「新規ルール」をクリックして「新しい書式ルール」ダイアログボックスを表示させる。ルールの種類を「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、数式に「=$B4=1」を入力する。このときの数式の意味は「B4のセルが1だったら」ということになる。なぜB4かというと選択されているセルがA4で、その右側にあるセル(曜日を表示している)がB4だからである。

続いて「書式」ボタンをクリックして、日曜日のセルの書式を設定する。

「適用」ボタンを押して日曜日のセルの色が変わったことを確認する。同様にして土曜日(weekday関数の戻り値は7)を設定する。

カレンダーを活用する

B列を必要な数だけコピーする。例えば午前と午後と夜の予定を入力するのであれば3列分コピーする。コピーしたあと数式を削除しておく。

A1のセルを2016/6/1にしたとき、日付、曜日、書式が変更されることを確認する。

カレンダーを作成する 2

Excelを使って月めくりのカレンダーを作成する。

初日の曜日は月ごとに変わるので曜日に応じた位置の補正をうまく関数を使って計算する。また当月以外のところには日付が表示されないように条件付き書式をうまく使う。

出来上がり予定図

表示する年月を入力する

A1のセルに「2016/5/1」と入力する。

A3からG3のセルに1から7の数字を入力する。 書式をaaaにして曜日を表示させる。

日にちを入力する

月ごとのカレンダーの場合、左上が一日とは限らない(むしろそうでないほうが多い)。 左上に表示させたいのはその月の1日が含まれる週の日曜日となる。 そこで当月の1日の日付からその曜日の数字(日が1となる)を引いて1を足した数が左上になるように式を入力する。

A4のセルに=date(year(A1), month(A1), 1)と入力する。 この式の意味は 2016/5/1 - 1(曜日 2016/5/1は日曜日なので1) + 1(調整のため) である。

B4からG4までに=A4+1と入力する。

A5からG9までに=A4+7と入力する。

A4からG9のセルの書式を設定して、日付だけが表示されるようにする(表示形式をdにする)。表示位置を右上に設定する。斜体にするとよい。

列幅、行の高さを設定する。

条件付き書式を設定する

A1からG1までを選択して「セルを結合して中央揃え」をクリックする。 文字の大きさを大きくし(16程度)、太字にする(Ctrl + b)。

3行目の数字を曜日として表示させる。文字の大きさ、色を工夫して見出しらしく見えるようにする。

日曜日、土曜日の列の背景色を設定する。罫線などを工夫してカレンダーらしくする。

6月の日付が表示されているので、これを隠すために条件付き書式を設定する。判定の基準は「同じ月であるかどうか」なので、条件は=month($A$1)<>month(A4)となる。<>は異なるを意味する。

「適用」ボタンを押して当該月以外の日付の書式が変更されたことを確認する。日曜日と土曜日は背景色が異なるので白い文字として見えている。完全に隠すには曜日ごとに書式を設定したり、月が同じときに強調表示されるようにするなどの工夫が必要となる。

課題

Q1.xlsxをダウンロードし、その中にある問題を解決しワークシートを完成させよ。 Q1.xlsxにはSheet1からSheet3まであり、合計28個の問題がある。

それぞれの問題を解けたときは自己評価の欄に1を、部分的に解けた場合は0.5を入力してください。