LA Taqを使ったPCR
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# 94℃ 2分 → ( 94℃ 30秒、"アニーリング温度" 30秒、72℃ "(伸長反応)1kbにつき1分" ) x 40サイクル → 72℃ 10分 (→ 4℃ ∞)。 | # 94℃ 2分 → ( 94℃ 30秒、"アニーリング温度" 30秒、72℃ "(伸長反応)1kbにつき1分" ) x 40サイクル → 72℃ 10分 (→ 4℃ ∞)。 | ||
− | *「アニーリング温度」と「伸長反応の時間」は"プライマー"、"増幅する長さ" | + | *「アニーリング温度」と「伸長反応の時間」は"プライマー"、"増幅する長さ"によって異なるため、確認する。また、反応温度、時間はノートに記録しておくこと! |
2019年5月13日 (月) 12:32時点における版
PCRの原理、手順など
PCRの原理、手順などの詳細は、[「MightyAmpを使ったPCR」]へのリンクのページを参照
※注意:LA Taqを使用したPCRの反応液の調製は、必ずon ice(氷の上)で行うこと
手順
- 0.2mlチューブ、もしくは8連チューブ、もしくは96ウェルプレートに以下のように混ぜ合わせる。
- プライマーは、"Sense"と"Anti-sense"の2つ入れることを忘れないように。
50 µl スケールの場合 | 備考 | |
---|---|---|
LA Taq (TaKaRa) | 0.5 µl | |
10x LA PCR Buffer ll (Mg2+ free) | 5 µl | |
25mM MgCl2 | 5 µl | (最終濃度:2.5mM) |
dNTPs (各2.5mM) | 8 µl | |
10µM プライマー (Sense) | 1.25 µl | (最終濃度:0.25µM。0.2-1µMの範囲で) |
10µM プライマー (Anti-sense) | 1.25 µl | (最終濃度:0.25µM。0.2-1µMの範囲で) |
鋳型DNA | 1 µl | 基本的に1µl。実験条件により変える |
滅菌水 | (up to 50 µl) | 計50µlになるように、滅菌水を入れる |
合計 | 50 µl |
- 蓋をしてサーマルサイクラーにいれる。
- 94℃ 2分 → ( 94℃ 30秒、"アニーリング温度" 30秒、72℃ "(伸長反応)1kbにつき1分" ) x 40サイクル → 72℃ 10分 (→ 4℃ ∞)。
- 「アニーリング温度」と「伸長反応の時間」は"プライマー"、"増幅する長さ"によって異なるため、確認する。また、反応温度、時間はノートに記録しておくこと!