NucleoSpin Gel and PCR Clean-upを使ったDNA精製
提供: 鈴木研Wiki
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+ | ::*泳動バッファーは使い回しではなく新しいものを使用 | ||
+ | ::*サンプルをウェルにアプライする時は、1レーン以上間隔を開ける | ||
+ | ::*電気泳動中は、光が当たらないように箱"Dark電気泳der"を泳動層にかぶせておく | ||
+ | :::※GR Redを取り込んだDNAは光が当たると変異が生じやすいため | ||
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2019年6月13日 (木) 17:23時点における版
試薬
- NucleoSpin Gel and PCR Clean-up
- NT1
- NT3(初めに使用する前に、エタノールを加える)
- NE
- PCR産物
実験方法(PCR産物の精製)
- 1. マイクロチューブにPCR産物とPCR産物の2倍量のNT1を加える。
- 2. カラムをCollection Tube(2ml)にセットし、1の溶液をカラムに添加する。
- 11,000×g で、30秒遠心する。
- ろ液を捨て、同じCollection Tubeにカラムをセットする。
- 3. NT3 700μlをカラムに添加する。
- 11,000×g で、30秒遠心する。
- ろ液を捨て、同じCollection Tubeにカラムをセットする。
- このステップを2回行う。
- 4. カラムを11,000×gで、1分遠心しメンブレンを乾燥させる。
- 5. カラムをマイクロチューブにセットする。
- NE15〜30μlを加え、室温で1分インキュベートする。
- (PCR産物50μl・・・30μl , PCR産物20μl・・・20μl)
- 11,000×gで、1分遠心する。
実験方法(電気泳動後のゲルから抽出する場合)
- 電気泳動後のゲルからバンドを切り出して精製する場合は、以下の方法で行う
- 1. 精製したいDNA(PCR産物など)をアガロースゲルで電気泳動する
- 泳動バッファーは使い回しではなく新しいものを使用
- サンプルをウェルにアプライする時は、1レーン以上間隔を開ける
- 電気泳動中は、光が当たらないように箱"Dark電気泳der"を泳動層にかぶせておく
- ※GR Redを取り込んだDNAは光が当たると変異が生じやすいため
- 2. 電気泳動中にヒートブロックを50℃にセットしておく
- 3. (以下、編集中)