インバースPCR
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2019年12月3日 (火) 20:45時点における最新版
目次 |
[編集] プライマーのリン酸化
[編集] 試薬
- リン酸化するプライマーS(50μM)
- T4 PNK(Poly Nucleotide Kinase)
- T4 DNA Ligase Buffer
[編集] 作成手順
- リン酸化するプライマー(S)を 2μl、T4 PNKを 1μl、T4 DNA Ligase Bufferを 2μl加え、H2Oで全量を20μlにする。
- それを 37℃で30分保温する。
- 次に 65℃で20分保温する。
- 最後に H2Oを 80μl加え、全量を 100μlにして、リン酸化済み 1μMのプライマーを作成する。
- -20℃で保存する。
[編集] インバースPCR
[編集] 試薬
- KOD Plus
- KOD Buffer
- 2mM dNTP
- 25mM MgSO4
- リン酸化済みプライマーS(1μM)
- リン酸化していないプライマーA(1μM)
[編集] PCR
- 1000希釈した鋳型DNAを 1μl、KOD Plusを 1μl、KOD Bufferを 5μl、2mM dNTPを 5μl、25mM MgSO4を 5μl、リン酸化済みプライマー(S)を 15μl、プライマー(A)を 15μl混合し、H2Oで全量を 50μlにする。
- PCRをする。(鋳型が pDONR201-HD2Cgの場合、((94℃ 2分)-(94℃ 15秒,58℃ 30秒,68℃ 4分)×25サイクル-(68℃ 7分))で実行する。)
- -20℃で保存する。
[編集] セルフライゲーションとDH5αを用いたプラスミド複製
[編集] 試薬
- DNA Ligation Kit
- DH5α
- SOC
- 適当な抗生物質入りの培地
[編集] 作成手順
- インバースPCRをした産物 2μlと、DNA Ligation Kit 2μlを混合する。
- 16℃で 30分保温しセルフライゲーションをする。
- DH5αを氷上で解凍する。
- セルフライゲーションした産物にDH5αを 50μl加えて 30分氷上で保温する。
- 42℃で 45秒保温し、すぐ氷上に戻す。
- SOCを 1ml加え、37℃で 1h培養する。
- 抗生物質入りの培地にプレーティングして、37℃ 1日暗所で培養する。
[編集] 途中:後は植菌して、プラスミド抽出して終わり
[NucleoSpin Plasmid Quick Pureを使ったプラスミド抽出[1]]