DNAの電気泳動
提供: 鈴木研Wiki
2017年11月24日 (金) 15:36時点における157.110.120.128 (トーク)による版
目次 |
アガロースを使った電気泳動
試薬
- 1×TAE(50×TAEを50倍希釈)
- TAKARA Agarose
- 2×MightAmp Buffer 10µℓ
- GR RED Loading buffer 6×
- DNAマーカー
アガロースゲルの作製と電気泳動
アガロースの濃度 | DNAのサイズ |
0.6% | 1,000~20,000 |
0.7% | 800~10,000 |
1.0% | 500~7,000 |
1.2% | 400~6,000 |
1.5% | 200~3,000 |
2.0% | 100~2,000 |
増やしたDNAを電気泳動で確認する
- 用意した1%アガロースゲルを電気泳動装置にセットし、1×TAEバッファーをゲルが浸るまで加える
- アガロースゲルの一番左のウェルにDNAマーカー4μℓを20μピペットマンでアプライする。
- 前日用意したPCR産物を別の8連マイクロチューブに4μℓ取りその中にGR RED Loading bufferを1μ加えて遠心する。(全量5μℓ)
- できたサンプル5μℓ全量をアガロースゲルにそれぞれアプライする。
- マーカー及びサンプルをすべてゲルにアプライしたら電気泳動を開始する(10分から20分程度)
- 電気泳動が終了したらゲルを電気泳動装置から取り出しUV透過ゲルトレイに乗せ電気泳動ゲル撮影用デジタルカメラ遮光フード装置に持っていき撮影する。(結果を確認するまでゲルは捨てないこと)
- 撮影したデータを持ってパソコンに保存、印刷する。