NucleoSpin Plasmid Quick Pureを使ったプラスミド抽出
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2019年1月21日 (月) 12:34時点における157.110.120.101 (トーク)による版
[編集] 試薬
- NucleoSpin Plasmid QuickPure
- A1(初めに使用する前に、RNase A (凍結乾燥品)のチューブに1 mlのBuffer A1を加えて完全に溶解し、溶解した溶液全量をBuffer A1のボトルに移す)
- A2
- A3
- AQ(初めに使用する前に、Wash Buffer AQ(concentrate)に、4倍量のエタノール(96~100%)を添加する)
- AE
- 大腸菌の培養液
[編集] 実験方法
- 1. 培養液の集菌
- 培養液をマイクロチューブにデカンテーションで移す。
- 11,000gで室温、30秒遠心する。
- 上清をアスピレーターで除く。
- 2. 菌の溶解
- ペレットにA1 250μlを加えボルテックスで完全に溶解する。
- A2 250μlを加え、チューブを6〜8回反転(ボルテックスはしない)。
- 室温で5分静置する(透明になるまででよい)。
- A3 300μlを加え、チューブを6〜8回反転(ボルテックスはしない)
- 3.ライセートの清澄化
- 11,000×g で室温、5分間遠心する。
- 4.カラムへの吸着
- Collection Tubeにカラムをセットする。
- 上清をカラムに加える。
- 11,000×g で室温、1分間遠心する。
- ろ液を捨て、カラムを同じCollection Tubeにセットする。
- 5. メンブレンの洗浄
- AQ 450μlを加える。
- 11,000×g で室温、3分間遠心する。
- 6.DNAの溶出
- カラムをマイクロチューブにセットする。
- AE 50μlを加え、室温で1分間インキュベートする。
- 11,000×gで、1分間遠心する。