~2015/6/16 までのもの
提供: 鈴木研Wiki
2016年1月17日 (日) 15:35時点における180.21.161.38 (トーク)による版
イネ種子からDNA抽出し、精製する(~2015/6/16)
用いる器具・試薬
試料・試薬
- 米粒 1粒
- PL1 400μl
- PC 450μl
- PW1 400μl
- PW2 900μl
- PE 100μl
- RNaseA 10μl
器具
- メタルコーン 1つ
- フィルター 2種類 (紫 ・緑 )
- エッペン管 1個
- 20μl用ピペットマン
- 200μl用ピペットマン
- 1000μl用ピペットマン
- MULTI-BEADS SHOCKER(YASUIKIKAI)
- ヒートブロック
- 遠心分離機
実験方法
1. 米粒(一粒)とメタルコーンを2mlサンプルチューブに入れて、MULTI-BEADS SHOCKER(YASUIKIKAI)を用いて2000rpmで20秒×2回サンプルを破砕する
2. PL1 400μl と RNaseA 10μl を加える 注意:手袋着用して行うこと
3. ヒートブロック(65℃)で10分熱処理し、軽く遠心する
4. ピペットマンを使用して内液をフィルター(紫)に流しいれ、遠心分離機(11000xg)で2分遠心する
5. フィルターの上(層部分) を捨て、下(液部分)に PC 450μl を加え、ピペッティングする
6. ピペットマンで新しいフィルター(緑)に流しいれ、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する 注意:液量が多いため、2回に分けること
7. PW1 400μl を加え、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する
8. PW2 700μl を加え、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する
9. PW2 200μl を加え、遠心分離機(11000xg)で2分遠心する
フィルターの下(液部分)があふれるため、6~9の各工程が終わり次第、液を廃棄すること
10. フィルターの下(液部分) を捨て、上(層部分)をエッペン管につける
11. PE 50μl を加える
12. ヒートブロック(65℃)で5分熱処理し、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する
13. PE 50μl を加え、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する
14. フィルターを捨て、エッペン管を冷凍保存する。