イネ種子からのDNA抽出方法
提供: 鈴木研Wiki
2016年1月17日 (日) 15:56時点における180.21.161.38 (トーク)による版
イネ種子からDNA抽出し、精製する
用いる器具・試薬
試料・試薬
- 米粒 1粒
- SolⅠ 200μl
- SolⅡ 20μl
- SolⅢ 75μl
- クロロホルム 100μl
- イソプロパノール 100μl
- 70%エタノール 100μl
- H2O 100μl
器具
- メタルコーン 1つ
- エッペン管 1個
- 2mlサンプルチューブ 1個
- 20μl用ピペットマン
- 200μl用ピペットマン
- 1000μl用ピペットマン
- MULTI-BEADS SHOCKER(YASUIKIKAI)
- ヒートブロック
- 遠心分離機
実験方法
1. 米粒(一粒)とメタルコーンを2mlサンプルチューブに入れて、MULTI-BEADS SHOCKER(YASUIKIKAI)を用いて2000rpmで20秒×2回サンプルを破砕する
2. SolⅠ 200μl と SolⅡ 20μl と SolⅢ 75μl を加え、その都度、ボルテックスを行う
3. ヒートブロック(50℃)で15分熱処理する
4. クロロホルム 100μl を加え、遠心分離機(15000rpm)で5分遠心する
5. 上澄み液をエッペン管に回収し、イソプロパノール 100μl を加え、ボルテックス後、遠心分離機(15000rpm)で15分遠心する
6. 70%エタノール 100μl を加え、遠心分離機(15000rpm)で5分遠心する
7. 液層を吸い出し、H2O 100μlを加え、1晩冷蔵保存する
8. 冷凍保存する