栽培室での植物の育成(土植え、生育)

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  • プレート上で約2週間生育させた植物は、土植えにして栽培室で生育させる。
  • 鈴木研が使える栽培室は、「3階」「7階」の2か所。ここでは3階の栽培室を例に説明する(7階に関する特記事項は末尾を参照)

用いる器具、試薬


  • 5%ブリーチ液 : 次亜塩素酸ナトリウム 5ml、10% Triton 200μl/ 100ml
  • 0.1% Agar
  • 滅菌水
  • ピペット (P-1000)
  • チップ
  • ビーカー

実験方法


※種子は形質転換体のため実験台や床に落ちないように、A4の用紙の上に紙を置き、その上で作業すること


1. 種を数え、マイクロチューブに入れる。
2. 5% ブリーチ液を1ml加え、30秒間ボルテックス。
3. 10分間放置。20分を超えないように注意。   



ここからはクリーンベンチ内で操作すること

※クリーンベンチ内に物を入れる場合は、必ず全てを70%エタノールで滅菌してから入れること


4. クリーンベンチ内で静置し、上清をビーカーに捨てる
5. 1ml滅菌水で5回洗う。
水を加え静置。種が沈んだら上清を捨てる。
6. 上清をできる限り取り除き、等量の1% Agarを加え、懸濁する。
7. 種を吸い上げ、チップを外す。
※ピペットを水平にして、種が流れないように注意
8. チップを持ち、一粒ずつ種を播く。
9. サージカルテープを巻き、プレートに日付、名前を書き、アルミホイルで覆う。
アルミホイルにも日付、名前を書く


10. 4℃に2日程置いたら(春化処理)、グロースチャンバー(22℃)へ移す。

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