栽培室での植物の育成(土植え、生育)
提供: 鈴木研Wiki
2020年3月16日 (月) 10:18時点における157.110.120.101 (トーク)による版
- プレート上で約2週間生育させた植物は、土植えにして栽培室で生育させる。
- 鈴木研が使える栽培室は、「3階」「7階」の2か所。ここでは3階の栽培室を例に説明する(7階に関する特記事項は末尾を参照)
用いる器具、試薬
- 5%ブリーチ液 : 次亜塩素酸ナトリウム 5ml、10% Triton 200μl/ 100ml
- 0.1% Agar
- 滅菌水
- ピペット (P-1000)
- チップ
- ビーカー
実験方法
※種子は形質転換体のため実験台や床に落ちないように、A4の用紙の上に紙を置き、その上で作業すること
- 1. 種を数え、マイクロチューブに入れる。
- 2. 5% ブリーチ液を1ml加え、30秒間ボルテックス。
- 3. 10分間放置。20分を超えないように注意。
ここからはクリーンベンチ内で操作すること
※クリーンベンチ内に物を入れる場合は、必ず全てを70%エタノールで滅菌してから入れること
- 4. クリーンベンチ内で静置し、上清をビーカーに捨てる
- 5. 1ml滅菌水で5回洗う。
- 水を加え静置。種が沈んだら上清を捨てる。
- 6. 上清をできる限り取り除き、等量の1% Agarを加え、懸濁する。
- 7. 種を吸い上げ、チップを外す。
- ※ピペットを水平にして、種が流れないように注意
- 8. チップを持ち、一粒ずつ種を播く。
- 9. サージカルテープを巻き、プレートに日付、名前を書き、アルミホイルで覆う。
- アルミホイルにも日付、名前を書く
- 10. 4℃に2日程置いたら(春化処理)、グロースチャンバー(22℃)へ移す。