イネ種子からのDNA抽出方法

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用いる器具・試薬


試料・試薬

  • 米粒 1粒
  • PL1 400μl
  • PC 450μl
  • PW1 400μl
  • PW2 900μl
  • PE 100μl
  • RNaseA 10μl

器具

  • メタルコーン 1つ
  • フィルター 2種類 ( )
  • エッペン管 1個
  • 20μl用ピペットマン
  • 200μl用ピペットマン
  • 1000μl用ピペットマン
  • MULTI-BEADS SHOCKER(YASUIKIKAI)
  • ヒートブロック
  • 遠心分離機

実験方法


1. 米粒(一粒)とメタルコーンを2mlサンプルチューブに入れて、MULTI-BEADS SHOCKER(YASUIKIKAI)を用いて2000rpmで20秒×2回サンプルを破砕する

2. PL1 400μl と RNaseA 10μl を加える 注意:手袋着用して行うこと

3. ヒートブロック(65℃)で10分熱処理し、軽く遠心する

4. ピペットマンを使用して内液をフィルター()に流しいれ、遠心分離機(11000xg)で2分遠心する

5. フィルターの上(層部分) を捨て、下(液部分)に PC 450μl を加え、ピペッティングする

6. ピペットマンで新しいフィルター()に流しいれ、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する 注意:液量が多いため、2回に分けること

7. PW1 400μl を加え、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する

8. PW2 700μl を加え、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する

9. PW2 200μl を加え、遠心分離機(11000xg)で2分遠心する

フィルターの下(液部分)があふれるため、6~9の各工程が終わり次第、液を廃棄すること

10. フィルターの下(液部分) を捨て、上(層部分)をエッペン管につける

11. PE 50μl を加える

12. ヒートブロック(65℃)で5分熱処理し、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する

13. PE 50μl を加え、遠心分離機(11000xg)で1分遠心する

14. フィルターを捨て、エッペン管を冷凍保存する。

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