実験ノートの書き方
提供: 鈴木研Wiki
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実験ノートとは...
(1) 研究室でのガイダンスの際に(or 卒論研究を始める際に)、研究室から実験ノートを配付します。
(2) 実験をしたら、必ず実験ノートに書きましょう ※実験の記録は全て、実験ノートに書かなければなりません
- 実験ノートは、「実験の記録(証拠)を残すため」「ノートの記録をもとに、(誰でも)同じ実験を再現できるように」書く必要があります
- これはレポートではないので清書する必要はありません。ただし、自分はもちろん他の人が後から読んでも分かるように、「正確に」「確実に」書かれていることが重要です。
- 実験ノートは、「実験の記録(証拠)を残すため」「ノートの記録をもとに、(誰でも)同じ実験を再現できるように」書く必要があります
(3) 実験ノートは、基本的には研究室に置いておきます ※家に持ち帰らない
- 実験をやったら、その日の実験内容をノートに書いてから帰りましょう
(4) 実験ノートは、個人の所有物ではなく、研究室のもの、研究室に残すためのものです。
- 私物のノートに記録を取ったうえで、実験ノートに書き直す人がいますが、これは推奨しません(書き写す手間がかかる、写し間違え等のミスの可能性がある。(2)に書いてある通り、清書する必要はない)。はじめから、実験ノートに書きましょう
- 卒業後に実験ノートを自分の手元に残したい人は、実験ノートのコピーをとって持ち帰ってください(実験ノートは "研究室の所有物" です。なので、実験ノートの原本は必ず研究室に残します)
- 私物のノートに記録を取ったうえで、実験ノートに書き直す人がいますが、これは推奨しません(書き写す手間がかかる、写し間違え等のミスの可能性がある。(2)に書いてある通り、清書する必要はない)。はじめから、実験ノートに書きましょう
実験ノートの書き方
- 日付
- やった実験内容
- 種まきの場合(播いたもの:導入遺伝子、ホスト、世代、ライン・個体の番号、播いた数、使った培地、いつ22℃に移す(移した)か)
- 土植え、種とりの場合(種まきと同様)
- 上記の場合、データをエクセルで管理しているので、その表を印刷してノートに貼るのも良いでしょう