トマトSNPマーカーの解析

提供: 鈴木研Wiki
2015年12月18日 (金) 22:39時点における124.155.24.122 (トーク)による版

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

[編集] PCR

[編集] 試薬

  • MightyAmp (Takara)
    • MightyAmp DNAポリメラーゼは酵素なので、-20℃で保存し、冷凍庫から取り出すときにはアイスボックスにいれておく。
    • PCRに使用する酵素は耐熱性なので熱には強いが、強い攪拌(かくはん)により活性が落ちることがあるので、酵素を入れたあとはボルテックスなどはしない。
  • 10 µM プライマーストック

[編集] 手順

  1. プライマーを 0.25 µM になるように混ぜ合わせる。10 µM のストックをそれぞれ1µlずつとり、合計40µlになるように水を加えるとよい。
  2. 鋳型のDNAを100倍に希釈する。
  3. 希釈したDNA、MightyAmpを以下のように混ぜ合わせて、PCRミックスとする。
1サンプル分 48サンプル分 96サンプル分
DNA (100倍希釈) 0.8 µl| 40 µl 80 µl
MightyAmp 0.2 µl 10µl 20µl
2x Buffer 5 µl 250 µl 500 µl
合計 6 µl 6 µl x 50 6 µl x 100
  1. PCR用の96ウェルプレートに6 µl ずつPCRミックスを分注する。
  2. 0.25 µM プライマーを4µlずつ加える。このときピペッティングでよく混ぜる。
  3. 耐熱シールでふたをする。隙間があると反応液が蒸発してしまうので念入りにシールを押し付ける。
  4. 95℃ 3分(MightyAmpはHot Startなので必須)、98℃ 10秒 65℃ 15秒、68℃ 1分を40サイクルの条件でPCR反応を行う。
個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ツール