トマトSNPマーカーの解析
提供: 鈴木研Wiki
PCR
試薬
- MightyAmp (Takara)
- MightyAmp DNAポリメラーゼは酵素なので、-20℃で保存し、冷凍庫から取り出すときにはアイスボックスにいれておく。
- PCRに使用する酵素は耐熱性なので熱には強いが、強い攪拌(かくはん)により活性が落ちることがあるので、酵素を入れたあとはボルテックスなどはしない。
- 10 µM プライマーストック
手順
- プライマーを 0.25 µM になるように混ぜ合わせる。10 µM のストックをそれぞれ1µlずつとり、合計40µlになるように水を加えるとよい。
- 鋳型のDNAを100倍に希釈する。
- 希釈したDNA、MightyAmpを以下のように混ぜ合わせて、PCRミックスとする。
1サンプル分 | 48サンプル分 | 96サンプル分 | |
---|---|---|---|
DNA (100倍希釈) | 0.8 µl| | 40 µl | 80 µl |
MightyAmp | 0.2 µl | 10µl | 20µl |
2x Buffer | 5 µl | 250 µl | 500 µl |
合計 | 6 µl | 6 µl x 50 | 6 µl x 100 |
- PCR用の96ウェルプレートに6 µl ずつPCRミックスを分注する。
- 0.25 µM プライマーを4µlずつ加える。このときピペッティングでよく混ぜる。
- 耐熱シールでふたをする。隙間があると反応液が蒸発してしまうので念入りにシールを押し付ける。
- 95℃ 3分(MightyAmpはHot Startなので必須)、98℃ 10秒 65℃ 15秒、68℃ 1分を40サイクルの条件でPCR反応を行う。