停電対策メモ:9階関連(温室以外)
提供: 鈴木研Wiki
目次 |
事前準備
- フリーザーを非常用電源につなぐ延長コードを準備:[ (1)-80℃用 x2本、(2)-20℃・4℃用 x1本 で 計3本の延長タップ を使用 ]
- 支給される延長タップは、"太さ" "長さ"に違いがあるので要注意! ※ 細めで長いものを確保する 太くて短いタイプは、実験室に届かない+扉の下を通せない
- -80℃は1本でも届くが、余裕を持たせるために2本接続 (一方、コードリールは、長すぎて電圧低下により温度維持ができないため -80℃には使わない)
- 緊急にコードを確保する必要がある場合は、実験室のパソコンに接続してあるコードを使う+予備が引き出し(クリーンベンチ近く)にあるはず
- 孝征さんの居室のロッカー(コート掛け)にも1本ある
停電前・復帰後の対応(金曜日と月曜日)
- フリーザーはプラグを抜いてからコンセントに差し直すまでに、2分以上時間を空ける(コンプレッサーへのダメージ防止のため)
- <非常用電源>
- コンセント1か所(2口)につき20Aまで。
- 鈴木研に割り当てられた非常用電源は、2019年は「#3」(長谷川先生の部屋の入口の横)
項目 | 停電前(金曜日) | 停電明け(月曜日) | 備考 |
-80℃フリーザー | 非常用電源(コンセント)に接続 | 通常の電源(コンセント)に戻す | コードが長いと電力低下するため、短いコードで接続。 (※コードリールで接続した際には、電力低下のため、温度を保持できなかった) |
-20℃フリーザー | 非常用電源(コンセント)に接続 | 通常の電源(コンセント)に戻す | |
4℃ショーケース | 非常用電源(コンセント)に接続 | 通常の電源(コンセント)に戻す | |
種のデシケーター | 電源を入れる | ||
チャンバー | 電源を切る。扉を半開きにする | 電源を入れる。(NK)時計を直す or (SANYO)設定を入れ直す(22℃、連続光)。 | (SANYO)回復時に鳴るエラー音は、再設定時に止まる 電源プラグが20A(IL型)なので消費電力も高く、非常用電源に接続しない方がよいと思われる(物理的には、アダプターを入手すれば接続可) |
エアコン(実験室) | 電源ON | ||
エアコン(共通機器室) | 部屋の扉は開放しておく (室温上昇防止のため) | 電源ON | 操作盤のカギは長谷川研が所有 |
パソコン関連 | シャットダウン。プラグを抜く | プラグを元に戻す | サーバー(タイムマシーン)は触らない ※通電に合わせて自動でON,OFF |
その他の機器類 | 電源を切っておく | ||
栽培室 | (参照:温室停電対策。下記参照) | (参照:温室停電対策。下記参照) +時計を直す | 各棚の時計の修正を忘れずに! |
記録メモ
- 2021/5/30(晴天、最高気温:28℃)の停電時には、「共通機器室:25.2℃、3階栽培室:32.5℃」に到達
- 2022/5/29(晴天、最高気温:34℃)の停電時には、「共通機器室:29.9℃、7階栽培室:26.5℃」に到達 (3階栽培室は、空にしたので未測定)
- 3階栽培室:(前室)窓開放、(冷凍機)電源OFF(制御盤は触らず)、棚の蛍光灯:OFF ※植物は全て片付けた
- 3階栽培室の復帰時にエラーが出たので、来年度の停電時は、正しい手順でやる(小島先生に確認)
- チャンバー、7階栽培室:通常時のまま触らず(復旧作業のみ)
- 月曜朝時点で、(エアコン:共通機器室、7階栽培室)稼働していた (チャンバー)左、中は設定条件で運転、右は電源ONで停止状態だった(右の内部温度は室温と同じ=25℃)
- 2023/5/28(曇り時々晴れ、最高気温:26℃)の停電時には、「共通機器室:27.6℃、7階栽培室:26.4℃」に到達 (3階栽培室は、空にしたので未測定)
- 3階栽培室:対応せず =(冷凍機)電源OFF(制御盤は触らず)、棚の蛍光灯:OFF ※植物は全て片付けた
- 3階栽培室の復帰時のエラーは特になし。ただ、正しい手順は小島先生に確認しておいた方がいい
- チャンバー、7階栽培室:通常時のまま触らず(復旧作業のみ)
- 月曜朝時点で、(エアコン:共通機器室、7階栽培室)稼働していた (チャンバー)左、中は設定条件で運転、右は電源ONで停止状態だった(右の内部温度は室温とほぼ同じ=25.9℃)
温室停電対策
できるだけ停電直前に
1. 温室の空調を停止する。タッチパネルを操作して(たぶん左上のほう)、運転停止にする。続いて制御盤を切る。箱を開いてブレーカーを落とす。
2. 前室の東西の窓を開ける。 3. 温室の扉をあける。
温室の鍵は前日までに開けておく。9階まで鍵をとりに上るのは大変。
廃液の濾過装置の警報は業者に連絡。消耗品の交換が必要になる。